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国境なき子どもたち 写真展 2008

国境なき子どもたち 写真展 2008 「イラク避難民家族の物語 ~ヨルダンで願う平和~」 谷本 美加 さんの写真展に行ってきました。

国境なき子どもたち の写真展は、かれこれ3年前から機会があれば見に行っています。

ビジュアルで知ることは、かの地に立ったことがない私にとって、リアルに迫ってくるものがあります。

イラク戦争が始まってもう5年が経っています。

未だに新聞にはテロを伝える記事があります。

独裁者によって翻弄された国の人々は、どんな暮らしをしているのだろうか?

どんな運命の中にいるのだろうか?

イラクでは、民間の犠牲者は2004年には10万人、2006年は65万人、2007年8月には100万人になったと言われています。

国内避難民と言われる人は200万人に達しています。

お隣の国ヨルダンの首都アンマンまでは、イラクの国境から約400キロ。

車で半に近からない距離です。

同じく隣接するシリアやトルコも入国制限しています。

ヨルダンには75万人の避難民がくらしています。

そのうち、20万人が学齢期の子ども。

ヨルダンの学校に行くには、登録料が約5000円、学費が約4300円かかります。

これは決して安くはありません。

やっと学校に通うことができても、馴染めなかったり、イラク訛りのアラブ語を話すといじめにあったりするのだとか。

イラクは、イスラム教徒が95%を占め、キリスト教とマンダ教徒が約100万人います。

実は、フセイン政権下では、彼らの信仰は守られていたのですが、イラク戦争後、迫害をされるようになったのだと。

40年間、アラブ社会主義国だったイラクでは、医療費・教育費は無料で、食料は配給されていました。

恥ずかしいことに、こういう事情には疎かった私は、意外に思ったのでした。

写真の子どもや家族たちは笑っていました。

紛争地の写真と比べると、悲惨さを前面に感じるものはありませんでした。

だけど、どこかに不安ややるせなさを抱えた寂しそうな笑顔を見せているのです。

イラクを流れるチグリス。ユーフラテス川。

豊かな緑を中心にかつて文明の発祥だった地は、今や泥沼と化しています。

文明と言う人間の英知が発展した場所で、クラスター爆弾などのあまりにも非人道的な武器を使った戦争が行われた。

何と言う皮肉、というか、人の愚かさ、過ちの象徴となってしまった。

イラク人がよく言うのは「アメリカは親切だが安全はもたらさなかった。サダムの時代は監視されていて、自由はなかったが、安心だった。」

それでも、運が良ければ生き延びる。

そして、いつか自分の住む土地に帰ることができる。

そう信じて、今、住む場所があること、生きていることに感謝しよう、

そんな風に写真の向こうの人たちは語りかけていた。

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ミャンマーのサイクロン

5月3日にミャンマーを襲ったサイクロン。

被害は広がるばかりで、3万人以上の死者が出ていると報道している。

10万人以上になるとも言われている被害。

昨年のバングラデシュを襲ったサイクロン・シドルの時より、被害が大きい。

ミャンマーは軍事政権なのはご存知だと思いますが、その壁に阻まれて

国連関係の人たちの入国は規制されている。

人よりも物資を、と要望を出している軍事政権。

こんな状況でも、そんな対応するなんて、頭にくる。

マザーハウスのえりこさんがデザインしたサークルシリーズは、

奇しくも、サイクロンの被災地へ援助に行ったときに感じたことを

デザインに起こしたものだ。

南の国で起こっていることは、南の国のことだけじゃない。

原因はどこにあるのか?

私たちにだって、その一端はある。

私は、サークルシリーズのMH049 Solidarity を買った。

とてもかわいいバッグだ。

でも、そのバッグに込められているメッセージは、連帯。

社会はひとつだ。

だから、今、どこかでおこっている災害は、“どこか”ではない。

私たちの世界だ。

アフリカで起こっている紛争は、アフリカと言う遠い地ではない。

私たちと同じ人たちが暮らしているところだ。

何とかしたい、少しだけど、微力だけど、それでも何かできることをしたい。

そんな人が集まって連帯したら、大きなことができる。

ミャンマーで被災した方々の少しでも早い復興と、ご冥福をお祈りいたします。

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「323人」@アフリカ って何だ?

昨日、マザーハウス代官山店から入谷店に向かう途中、下車をしてJICA地球広場に行ってきました。

現在、「元気!アフリカ!!」という展示をしているので、見てきました。

展示は、アフリカってどんなところ?ということを、小学生にもわかるようになっていたので、楽しかったです。

タイトルは、数字を当てるクイズでした。

何だと思いますか?って、いきなり聞かれてもわからないですよね。^^;

私もサッパリでした。

「323人」とは、ユーロでプレーしているアフリカ出身のサッカー選手の人数です。

アジアより、全然多いです!!

あと、女性国会議員の比率は「18.8%」。

日本はどれくらいだと思いますか?

「11.8%」なので、日本の方が比率が低いのです。

あと、日本では、2000万トンの食糧が年に捨てられているそうです。

これだけあれば、7000万人が一年間、食べられるのですって!

何と言う、皮肉な現象なんでしょう。

こういう現実って、日本人みんなが知って、自覚して行かなくちゃいけない。

あと、マラリヤを防ぐ“かや”も展示してありました。

ナイロンので、殺虫剤を染み込ませているのを日本の企業が開発したそうで。

でも、いろいろな事情で、かやがアフリカ人の手に渡っても、使用されるとは限らない現実もあります。

あと、教育の問題ですね。

識字率が低いと、どんなに不便なのか体験することもできます。

全体的には、アフリカって言う大きな土地の全体を紹介する展示だったので、もう少し詳しく知りたいな、という感じがありました。

帰りに、カフェフロンティアでランチをしました。

世界の料理(エスニック中心)が味わえるお店なのですが、チェンマイのお料理を注文しました。

Chenmai

さばとお野菜をオイルで焼いたもの。お米はインディカ米でおこげがちょっと。

美味しかったです!これでチェンマイには行けます!笑

それはともかく、こういう展示って、展示の仕方をもっとかっこ良くして、銀座のど真ん中辺りでするべきなんだと思うのだけど。

マザーハウスのスタッフにもいつか、銀座のど真ん中でってイベントしてね、とお願いしちゃいました。「ブランドってこういうものだ」って、スタッフ談。

・・・というか、そういうことが当たり前の国になってほしい。

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荒川国際平和展

荒川国際平和展に行ってきた。

昨日、メールで知り、急遽予定変更。・・・と言っても、動かせない予定は

入ってなかったのだけど。^^;

ギャラリーに、イラク・パレスチナ・チェチェンの子どもたちが描いた絵が

展示してある。

それぞれ、人種も国も違うけど、紛争と言う不条理な状況の下で育ち、

何らかの犠牲を強いられてきた子たちの絵。

もう、癌でこの世にを去った子や、色鉛筆を持ってない子もいた。

戦車や銃や血の絵。親と離れてしまう絵。難民キャンプに咲いた向日葵の花。

いろいろな絵があったけど、どれも線が細くて儚げだった。

平和展にはいくつかのNGOや団体が展示していて、東京大空襲の記録もあった。

私は初めて見たけれど、東京の地図で空襲で焼かれてしまったところを

記した地図があった。23区は山の手線内を中心として、ほとんどだった。

自分の育った所も空襲にあったことを記していた。

本日、受付をされていた方々は、ちょうど、戦争を学生の時に体験した

年齢くらいの方々だった。沖縄や広島・長崎だけではなく、東京でも、こういう

団体があることを知って、そうだよね、と思う気持ちと複雑な何かが混ざり合った。

お礼を言い、展示場を後にしようとした時、「お茶どうぞ」と入れてくださった。

暖かくて、ほんのり日本の香りがして、とても美味しかった。

ある区のひっそりとしたスペースで、いくつかの団体がいっしょになって展示をし、

上映をする。決して派手ではなく、世間に注目されるようなことでもないかもしれない。

でも、貴重な貴重な彼らの活動に何故かはわからないけど、感謝した。

平和への道は、地道な小さなことをコツコツと粘り強く重ねていくことだ。

決して諦めることなく。

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「チョコを選べば世界が変わる」

タイトルは“チョコレボ”のスローガンである。

巷ではお決まりのバレンタイン商戦が繰り広げられている。

最近は、世界的なショコラティエの実演販売や、特設会場も大きくなっている。

私はと言えば、デパ地下混んでてもう・・・という感じで

セクハラおやじに○○くんには義理チョコあげないと、

などと言われて、そんなのめんどくさい、とそっけなく答えるのである。^^;

だって、チョコなんてどんなに子どもたちが犠牲になっているか

そんなことを考えもせず、知ろうともせずにキャアキャア騒いでいるのが

アホらしく思えるのである。(過激な表現でスミマセン)

でも、ここ数年のいい傾向として、児童労働に関わっていない

正当な労働によるカカオを原料としたチョコレートを取り扱う

お店やデパートが増えてきていることである。

元々、チョコは好んで食べる方ではないので、買うこともほとんどない。

でも、正当な労働によるチョコだったら、ぜひ食べてみたいし、

買ってみたい。^^

で、チョコレボのサイトを見つけた。

こういうサイトがあったこと自体が嬉しかったし、消費者として、

誰が作ったかって、餃子だけじゃない問題だという意識を持ちたいな、と思った。

ここでは、地球と人に優しいチョコを買おう!というキャンペーンをしている。

特に、ひいきの企業はない。

このHPで知ったZotterというオーストリアの企業は前から知っていたので、

高島屋までいそいそと行って買ってきた。

お値段的には、やっぱり高い。

でも、消費者が安いチョコを求めるから不法な労働が行われるのだから

高くて当然だと思った。

スタンダードな名前のチョコがなくて、選ぶのに苦労した。

そこら辺は、日本でも市場が広がれば日本人好みの味を作ってくれるかも、

と思った。

で、これを買って、どうするのかって?

もちろん、自分で味見するの。うふ。

でも、親しい人にはおすそ分けしようと思う。

最後に、日経にもチョコのコラムが載っていた。

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080209AS1K0900409022008.html

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南アフリカのサッカーばあちゃん

水曜日だったかな?読売新聞の「世界の高齢者」で、

南アフリカの50~80代の女性サッカーチーム「マフィラナ・ゴーゴーズ」の

紹介記事があった。

マフィラナはヨハネスブルグから北へ約400キロの村の名前。

ゴーゴーは地元の言葉で“おばあちゃん”の意味だと言う。

おばあちゃんがゴーゴーとは、何ともイケテルチーム名だ。

87歳のおばあちゃんがサッカーをしている。

恐るべし、アフリカ人の体力、と思いきや、

サッカーを始めて杖が要らなくなったという。

・・・ということは、鍛えれば90近くになっても強くなるんだ!すご~~~い!

サッカー場のある草原は、放し飼いの牛がうろついていると。

何とも牧歌的な風景だ。

2年後には、南アフリカでワールドカップが開催される。

アフリカは、暗い話題が多い。

ケニアは情勢が悪化。ジンバブエでは超インフレ。(パン1斤1万円)

・・・と、悲しいニュースが伝えられるが、(それはもちろん、心配だけど)

明るい話題だってある。

人間は泣いてばかりはいられないから。

私も50過ぎたらサッカーしよっと!

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ウガンダ子ども兵士

Tunapenda Africa 主催の学習会で、 ジャーナリスト下村靖樹さんの講演~

「ウガンダ子ども兵士」~

に行ってきた。

こういう講演会に行ったのは、学生の時以来かもしれない。

下村さんは、アフリカを専門とするジャーナリストで、

ここ何年かのアフリカの紛争地域に出かけている。

そのひとつがウガンダで、子ども兵士が運よく政府側に助けられ

施設でケアされる様子を、写真とともに、話してくださった。

子ども兵士の様子は、「カラシニコフ」やHPで読んでいたが、

やはり、生の声は違う。

ゲリラに誘拐され、兵士として訓練される。

そして、いつも最前線へ送られ、食料も回ってくるのは最後。

怪我や病気をしたら、ほっておかれる。

逆らえば、口や耳を切り落とされたりする。

女の子はもっと悲惨だ。

レイプをされ、大人の兵士の妻に強制的にされる。

それでも、助かる子は幸いだ。

止め処もない目をした子たちは、ケアによって、だんだんと笑うこともできるようになる。

彼らがどんなに酷い目に遭い、心を閉ざし、回復もままならないままに

社会に放り出される。

まだ、成熟した社会が迎えるわけでもないので、そこでも苦労する。

下村さんは、継続的な取材を続け、彼らの成長を見守っている。

複雑な民族と政治、そして宗教の問題を孕みながら、紛争は起こる。

現在、ウガンダのゲリラ問題は終息の方向にあり、

これ以上、悪くなることはないという。

それでも、傷を負った子どもたちの歩む道は険しい。

人は愚かだ。同じ愚を何度も繰り返す。

また、人の秘めている力と回復力は希望を与えてくれる。

後者が前者をうわまることを祈るばかりだ。

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“救援活動”と“復興支援”

エクマットラからバングラの支援活動報告が先週来た。

昨年の自然災害で一番被害が大きかったのは

バングラのシドルで、国連国際防災戦略によると、死者は4234人になると言う。

エクマットラはダッカ大学と協力して、支援活動を行っている。

今回の報告は、Phase.2 と Phase3

そして、Phase.4の計画だ。

報告を読むと、一般的に考えられる救援ではなく、

被災者がこれから自分たちで生活していくために必要なもの、

また、イスラム教の儀式に必要なものなど、生活に密着した支援だと思った。

代表の渡辺さんによると、「大きな支援が継続して入ってくることで、

被災地の方々の中に依存体質ができてしまうこと」が問題だと言う。

緊急に必要な時はそのように、その後は、被災者たちが自分たちの力で

立ち直っていけるような環境づくり、仕事に繋がるものを、とおっしゃっている。

現地で、現地の人々と同じ目線で見ることができ、感じることができること、

そういう方々の報告は、私にはとっても勉強になる。

今回は、救援活動から、復興支援へ。

それが、自立への道だ。

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